そのまんまセラピー

今日は腰痛のことです。

腰椎ヘルニア診断で、2週間入院していた患者さんでした。

入院中も痛みと痺れで辛い状況でした。１週間後にヘルニア手術予定です。

ご家族の紹介で、本人も「痛みがとれるなら、、、」受けてみたいということで手術前の帰宅でお家に出張して施術させて頂きました。

動作確認も何もほぼできない状態でした。寝ていた時間が長かったのか全体が固くなった様子でした。

「辛い状態が長かったですね、ではこれから体の緊張や痛みの原因を取って楽になりましょうね！」と伝えました。

僕の心に患者さんの辛さがヒシヒシと伝わってくるようで、気持ちが高ぶりました！

ポリシーである言葉がよぎりました。「常識をはずせ、病名、症状に驚くな、必ず治せ」。プロの治療家のすることとは、病院で3ヶ月で治るといわれた患者さんをプロが介入したことで、2ヶ月にする、あるいは1ヶ月、半月、達人クラスであればその日のうちに快復させてしまう、それが「プロの治療家の仕事」というものです。

丁寧に全身を観ていきました。重心、捻じれや呼吸のアンバランスを調節しながら緊張を解いていきました。

じょじょに楽になる体を感じてもらいながらあっという間に時間が過ぎていきました。１時間が足りないくらいです。

施術後、動いてもらうとダイブいい感じです。痛みはほぼ解消しました。が、シビレが残りました。
長距離の運転の負担が腰や脚、上半身にもしっかりでていました。もちろん個人差がありますが、あと２，３回の施術をすることで症状解消に繋がる様子だとお伝えしました。
やはりその人の気持ちを考えると、治してもらうという考えより自分自身のカラダを知り治るんだという強い意志をもっていただいた方がいいと思います。

この患者さんは手術でなければ治らないといわれていた状態が、痛みがなく動くカラダを実感してもらう事ができました。
私の1時間、１度の施術で西洋医学や東洋医学でもない治療に可能性を感じていただけたでしょうか？

私自身とても勉強になりました

予後解消をお祈りいたします。ありがとうございます